普通にPCを使うなら今どきのintel Core i7の7700K(4コア)あたりでも充分なのですが、それでもやっぱり憧れるのは10コア以上のモンスターマシンでしょう?
最近AMDがとても元気でRyzenのThreadripperでは、今までにPCでは実現出来なかったような16コアなんて環境が実現できる時代が来ました。
パソコン工房のLEVELシリーズにRyzen Threadripper1950Xのモデルが登場したので早速導入です。
LEVEL-F039
AMD Ryzen Threadripper 1950X
AMD X399 chipset
Memory 64GB、PCIe SSD 512GB
GeForce GTX 1070 8GB GDDR5 [SLI]
OSはWindows10 Professional Editionにしています。
自分は仕事の関係でHyper-VでゲストOSを同時に4つ程度立てる事が多いので最低でもメモリは64GB程度は必要です。
GeForce GTX 1070のSLI構成は必要ないのですが、こういったハイエンドマシンですと、やはりそれなりのGPUが搭載された構成になりますね?
水冷のマシンになりますから、起動してみると思った以上に静かです。
Windows10のリソースモニターでも今まで見た事が無いCPU0からCPU31までの32CPU(論理)が並ぶのは壮観です。
とはいえ、実際に通常のアプリケーションでの利用では16core-32Threadを使うケースは有り得ないので完全に自己満足の世界でしょう?
思えば、自分が新卒でIT業界に入った1990年の当時のDECの主力機VAX6000シリーズは30MHzそこそこの32bit CPUで最大でも4CPUのSMPでメモリーも512MBが最大といったマシンでした。(お値段は1億円では収まらず。)
30年近い年月を経て、個人のポケットに入るコンピュータが、その数倍以上の性能を持つ時代になった訳です。
個人でも、ちょっと頑張れば3GHz超の64bit CPUで16 Coreにメモリーも64GBというモンスターマシンが手に入る素晴らしい時代です。
さて、このマシンパワーで何が生み出せるでしょうか?